源氏川染めるヒガンバナ 茨城・常陸太田
茨城新聞
2021年9月22日
茨城県常陸太田市新宿町の源氏川の両岸に、ヒガンバナが炎のような赤い花を咲かせ始めた。住民団体が桃源橋上流約700メートルに10万本以上を植えて育てている。多くの市民らが訪れ、記念撮影をしたり、ゆっくりと散歩を楽しんだりする姿が見られる。
「源氏川の彼岸花を保存する会」(星野良孝会長、会員36人)が2018年から除草作業などに取り組んでいる。ヒガンバナの育成を通して自然保護の心を育み、市内外の人たちと交流を深めることで、観光資源として地域の活性化を目指して活動を続けている。
今年の開花は例年並みで、昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染症対策のため鑑賞会などは開催しない。同会では「手入れはしているので、マスクを着けて自由に散策をして楽しんでもらえれば」と話している。
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