ミカン狩り 園児歓声 那須烏山 実の数多く甘みたっぷり

下野新聞
2018年11月9日

 県北部のミカン産地として知られる那須烏山市小木須の国見地区で、収穫が最盛期を迎えた。8日は保育園児らがミカン狩りを楽しみ、山あいに歓声が響いた。

 同地区に五つある観光みかん園の一つ、八溝観光みかん園(約25アール)は鈴なりに実り、色づいたミカンでいっぱい。この日は宇都宮市上田原町の「ゆりかご保育園」と「ゆりかごきっずなーさりーすくーる」の園児ら約100人が訪れた。

 園児らはミカンをもぎ取り、網袋に詰めたり、その場で食べたりして大はしゃぎしていた。年長組の寺門美咲(てらかどみさき)ちゃん(6)は「おいしい。家族みんなの分も取った」と笑顔だった。

 同みかん園園主の小森(こもり)トシ子(こ)さん(80)は「今年は夏の暑さの影響などで例年より実の数が多くて甘い。ぜひ味わって」と話していた。ミカン狩りは12月上旬ごろまで楽しめるという。