ゆらりゆらり 望む絶景 【20181とちぎ紅葉めぐり】那須 つつじ吊橋

下野新聞
2018年10月25日

 那須町湯本の「つつじ吊橋(つりばし)」で紅葉が見頃を迎えている。高さ38メートルからの眺望が観光客を楽しませている。

 「つつじ吊橋」は苦戸川(にがとがわ)を挟み、八幡(やはた)のツツジ群落と殺生石を結ぶ。橋の長さは約130メートル。周辺は標高1千メートル弱という。

 那須高原ビジターセンターによると橋付近の紅葉は10日ほど前から始まり、現在はカエデやミズナラ、ヤマウルシなどが赤や黄色に染まり、錦絵のようなグラデーションとなっている。

 時折風が強く吹いた24日も多くの親子連れらが絶景に目を奪われていた。千葉県印西市原2丁目、安藤良(あんどうりょう)ちゃん(3)は「きれいな葉っぱが拾えた。橋は揺れたけれど楽しかった」と笑顔で話した。

 紅葉は今週末にピークを迎え、今月末まで楽しめる見込み。