歓迎、台湾チャーター便 第1便到着、茨城空港でセレモニー

茨城新聞
2018年3月27日

茨城空港(小美玉市)と台湾(台北)を結ぶ台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾の定期チャーター便が26日、就航した。第1便の到着後、就航を記念して同空港ビルでセレモニーが開かれ、大井川和彦知事や同社の関係者らがテープカットなどで祝った。

台湾発第1便は午後1時半ごろ、茨城空港に到着。ほぼ満席の乗客177人を、県立大洗高校のマーチングバンド部が水戸黄門などを演奏して歓迎した。

セレモニーでは大井川知事が同社のジョイス・ホァン商務長(46)に花束を手渡した。大井川知事は「四季折々の北関東を観光できるのが茨城空港のいいところ。楽しんでください」とあいさつ。ジョイス商務長は「関東地域を多くの台湾の旅行客が訪れている。定期便につなげられるよう茨城空港と協力していきたい」と述べた。その後、関係者によるテープカットや記念撮影が行われた。

また、同ビル国際線到着口付近では、水戸の梅大使や県のマスコットキャラクター「ハッスル黄門」らが乗客を出迎え、「おみたまヨーグルト」や県の特産品を配って歓迎した。

定期チャーター便は10月25日までの7カ月間の運航予定で、同空港と台湾桃園国際空港を週2便で結ぶ。同社のチャーター便は昨年7月にも運航されており、定期便化への期待が高まっている。 

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