茨城空港-石岡小美玉IC起工式

茨城新聞
2016年10月28日

茨城空港と常磐自動車道の石岡小美玉スマートインターチェンジ(IC)をほぼ直線で結ぶアクセス道路の起工式が27日、小美玉市竹原の道路建設予定地で行われた。完成時期は未定だが、2019年の茨城国体や20年東京五輪・パラリンピックを目途に、県は「できるだけ早期に開通させたい」としている。

起工式には、橋本昌県知事、島田穣一小美玉市長、今泉文彦石岡市長らが駆け付け、着工を祝いながら、道路整備による利便性の向上や空港の需要拡大など効果に期待を寄せた。

橋本知事は「茨城空港は旅客数が昨年度55万人超で、空港ターミナルビル来場者は開港以来700万人を超えたが、これまでアクセスの不便さが指摘されてきた。早期整備後は、空港の利用促進に努めていきたい」とあいさつ。島田、今泉両市長は「市発展になくてはならないプロジェクト」などと述べた。

アクセス道路は、既に空港側の2・4キロは開通し、残りの石岡市正上内~小美玉市野田の9・6キロが整備される。完成後はJR常磐線に陸橋が架かり、国道6号を立体交差でくぐり抜けるなど、車で約15分でつながる。

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