道の駅に下車OK 圏央道・五霞IC 24日から試行
茨城新聞
2018年3月1日
国土交通省は28日、高速道路を降りて最寄りの道の駅に立ち寄っても料金が割高にならない「賢い料金」の試行を、24日午前0時から、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)五霞インターチェンジ(IC)などで始めると発表した。
対象は自動料金収受システム「ETC2・0」を搭載している車両。
五霞ICを降りて近くの道の駅ごか(五霞町幸主)で休憩し、1時間以内に同ICから戻ると、乗り続けたのと同じ料金になる。道の駅駐車場の出入り口付近に設けられたETC2・0送受信機を通過する必要がある。
現状では、高速道路を降りて乗り直すと、初乗り運賃に当たる「ターミナルチャージ」がかかり、長距離・深夜割り引きも元に戻ってしまう。
全国の高速道路でサービスエリア(SA)などの休憩施設が25キロ以上ない区間が約100カ所あり、同省は道の駅を活用することで空白区間の半減を目指している。試行は既に全国3カ所で始まっており、新たに五霞ICなど17カ所で実施される。
東日本高速道路によると、圏央道の五霞IC周辺に関しては現在、稲敷市の江戸崎パーキングエリア(PA)から埼玉県久喜市の菖蒲PAまでの約76キロが休憩施設の空白区間になっている。
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