「あんこう祭」にぎわう 大洗、つるし切りに歓声

茨城新聞
2017年11月20日

旬を迎える地元特産のアンコウを堪能してもらおうと、大洗町港中央で19日、「大洗あんこう祭」が開かれた。地元の料理人による名物のつるし切りが披露され、約20キロの大きなアンコウが手際よくさばかれていく様子に、見物客からは歓声が上がった。町によると、約13万人が訪れた。

つるし切りは、身が柔らかく、ぬるぬるしてまな板の上でさばきにくいアンコウの伝統的な調理法。初めてあんこう汁を味わったという横浜市の会社員、金城広稀さん(24)は「思ったより癖がなく、おいしい。今日は寒いので体が温まります」と笑顔だった。

会場では大洗町を舞台にしたアニメ「ガールズ&パンツァー」の声優によるトークイベントなどもあり、ファンの人気を集めていた。

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