つるしびな鮮やか 華やか 茨城・高萩
茨城新聞
2025年2月19日
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さまざまな願いが込められたつるしびなが並ぶ「松岡つるし雛クラブ展示会」が、茨城県高萩市下手綱の松岡地区公民館で開かれている。同クラブの会員が手作りした色鮮やかなつるし飾りや置きびな約500個が同施設を彩っている。同展示会は3月7日まで。
同クラブは現在40~70代の会員19人が活動。月1回集まり、指導を受けながら古布や着物を使い、ひなを手作りしている。
会場には長寿の象徴として知られるツルとカメや平和の象徴ハト、家庭円満の意味がある七宝まりなど各会員が願いを込めたつるしびなが並ぶ。このほか、松ぼっくりを台に使用した置きびなや梅や椿といった花々の形をした作品もあり、華やかさを一層演出している。
同館の利用者で同市在住の丸山恵理さん(40)は「華やかで、いろいろな種類があり良かった。すてきで、明るい気持ちになれる」と笑顔を見せた。
平日は午前8時半~午後5時15分、土曜日は午前10時~正午。原則、日曜休館。