巨大ひな飾り登場　590体色とりどりに　神栖のホテル　茨城

茨城県神栖市大野原のアートホテル鹿島セントラルの階段に巨大なひな飾りが登場した。訪れたホテル利用者や地域住民は階段脇のエスカレーターから眺めたり、写真を撮ったりして華やかな雰囲気を楽しんでいる。3月3日まで。

2019年に始まり、今年で7年目。赤い布でひな壇に見立てた36段の階段には、色とりどりの衣装を着た590体のひな人形がずらりと並ぶ。中には約100年前に制作されたものもあるという。1階モールエリアにも数多く並べられており、百人一首に興じたり宴会を楽しんだりしているひな人形を観賞できる。

ひな人形は市内や同県鹿嶋、潮来市など近隣の一般家庭から寄付された。同ホテルの従業員が4日間かけて丁寧に飾り付けた。ビジネスマネジメントリーダーの上田奈津美さんは「大階段の眺めは圧巻。ぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。