竹久夢二生誕140年で企画展 親交深かった人物の作品や写真90点を紹介 群馬・渋川市の記念館

上毛新聞
2024年7月13日

大正ロマンを代表する画家、竹久夢二(1884~1934年)の生誕140年を記念した企画展の第1弾「いとしきひと」が群馬県渋川市の竹久夢二伊香保記念館で開かれている。親交のあった文化人や医者、愛した女性とのゆかりの作品や写真約90点を紹介し、夢二の人物像に迫っている。9月23日まで。

会場には装丁や挿絵を手がけた小説家、詩人らの著書、息子たちのスケッチが並ぶ。大正初期に京都で暮らした夢二が、日本画家の野長瀬晩花と合作した巻物「京女百態」も展示し、来館者の目を引いている=写真。

午前9時~午後5時。問い合わせは同館(☎0279-72-4788)へ。