生誕140年で夢二の肉筆 高崎市美術館

上毛新聞
2023年12月12日

美人画などで知られ、群馬県とゆかりが深い竹久夢二(1884~1934年)が来年、生誕140年と没後90年を迎えることに合わせた企画展が群馬県高崎市美術館で開かれ、肉筆画を中心に211点を展示している=写真。来年1月14日まで。

「生誕140年 竹久夢二のすべて」と題し、京都・嵐山の福田美術館が収蔵する「旧河村幸次郎コレクション」から夢二作品をまとめて紹介する。県内での展示は42年ぶり。時系列順の3部構成で観賞でき、夢二の筆致の変化を感じられる。