ゾンビ役は群馬・桐生の高校生 わたらせ渓谷鉄道で好評の「ゾンビトレイン」第2弾運行へ

下野新聞
2024年4月25日

栃木県日光市は23日の定例記者会見で、6~9月にわたらせ渓谷鉄道(わ鉄)で列車内をお化け屋敷に見立てた「ゾンビトレイン」を運行すると発表した。昨年実施し好評だった企画の第2弾で、わ鉄の利用拡大と足尾エリアの活性化を目指す。

第1弾が行われたのは昨年6~9月。「車内でゾンビが発生し乗客が逃げ切る」という奇抜な設定が話題を呼び、全9回の運行は、ほぼ満席だったという。

第2弾では群馬・桐生商業高の生徒らがゾンビ役を務めるほか、足尾と群馬県桐生、みどり両市の各駅で列車運行に合わせたイベントも開催する。

日光市の上中哲也副市長は「2回目ということもあり、沿線自治体との協力も深まった。地域全体でにぎわい創出を図りたい」と話している。

企画列車は大間々駅(みどり市)から通洞駅(日光市足尾町松原)までの運行。6月2、9、30日、7月7日、8月10、11、18、25日、9月1日に各1往復、実施する。定員60人で事前予約制、料金は大人3500円、子ども2000円。

(問)同社営業企画課0277・73・2110。

【画像】昨年実施された「ゾンビトレイン」の様子(日光市提供)

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