元HKT48神志那結衣さんがお姫様役で出演　栃木・真岡市が“いちご尽くし”のPR動画を公開

栃木県真岡市の石坂真一市長は22日の定例記者会見で、市の認知度向上とさらなる魅力発信のためＰＲ動画「もおかのいちご物語」を制作したと発表した。アイドルグループＨＫＴ４８の元メンバー、神志那結衣さん（26）を起用し、まるで絵本の中にいるような“イチゴ尽くし”な世界観のミュージックビデオ風に仕上げた。

動画は約４分半で、イチゴなどの特産品やＳＬもおか、二宮尊徳など市の特徴を絡め、写真や絵、文字を切り抜いて貼るコラージュという技法で表現している。

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動画の制作は昨年５月に公募型で提案を受け付け、手を挙げた県内外17事業者の中から大手映像音楽ソフトメーカーのポニーキャニオンが選ばれた。この動画や今後公開を見込む市制施行70周年ＰＲ動画の制作などに計900万円の予算を割いた。

動画のイメージにふさわしいとして起用された神志那さんが「いちご王国のお姫様」として出演し、動画のためにオリジナル楽曲「もおかのいちご物語」も書き下ろした。今後、曲に合わせて子どもでも踊れるような振り付けを考え、市をアピールする歌としてイベントなどで活用していく。

担当者は「イチゴ尽くしの映像、耳に残るキャッチーな楽曲となっている。首都圏などへのＰＲにも活用していきたい」と話した。

動画はポニーキャニオンユーチューブチャンネルで22日に公開されたほか、23日から順次、市役所１階のデジタルサイネージ（電子看板）や市ケーブルテレビ（いちごチャンネル）、市公式ユーチューブチャンネルなどで放映する。