栃木・真岡「ベリテンライブ」に休憩エリア新設 ハンモック、ミスト…いちごジェラートの販売も

下野新聞
2023年9月3日

栃木県真岡市や県、市観光協会などで構成するいがしらリゾート活性化協議会は9月9、10の両日、真岡市下籠谷の井頭公園で開かれる野外ライブ「ベリテンライブスペシャル」の会場に初めて、休憩用のリラックスゾーンを設ける。全国から2日間で2万人以上が訪れる催しで、公園一帯の複合的な魅力をPRする。

ライブステージの北側200メートルの場所に約5千平方メートルのゾーンを確保。市内の山道具店から提供を受けたハンモック10基やミスト設備、タープなどを設置し、子どものレクリエーションコーナーを設けたり、飲み物を販売したりする。

来場者は各ブースで購入した物を飲食できる。長丁場のライブで目当ての出演者を待つ間に休むスペースとして使ってもらう。

協議会は公園や周辺の温泉、宿泊施設など一帯を「いがしらリゾート」と位置付け、特にアウトドアアクティビティーに特色を出そうとしている。すでにグランピング施設としてドームテントを5棟整備し、本年度、トレーラーキャビン4棟も設置する。10月14、15の両日にはアウトドアフェスを開催する予定で、ベリテンの来場者に周知する。

またライブ当日、市はステージ近くに市のPRブースを設け、イチゴジェラートの販売や千人分の冷凍イチゴの無料配布も行う。