湯上がりの定番に「のむヨーグルト」 群馬・草津町の入浴施設で販売

上毛新聞
2024年2月26日

湯上がりに爽やかな乳製品を楽しんでもらおうと、草津観光公社(群馬県草津町、堀田洋一社長)は町内の入浴施設などで「草津温泉 のむヨーグルト」の販売を始めた。牛乳やコーヒー牛乳などと並ぶ新定番として定着を目指し、年間3万本の売り上げを目指す。

県産の生乳を扱う上毛食品工業(高崎市矢島町、栗本靖彦社長)に製造を依頼した。香料、安定剤を使わず、濃厚で牛乳本来の自然な甘みが広がる飲み口に仕上がっている。150グラム220円。

ボトルの形はレトロな牛乳缶がモチーフ。湯釜や湯畑の色にちなんでエメラルドグリーンにしたラベルは同公社の社員がデザインした。担当者は「インバウンド(訪日客)にも味わってもらいたい。低下する生乳の消費量にも貢献できればいい」と話している。

町内の日帰り入浴施設である御座之湯、大滝乃湯、西の河原露天風呂などで取り扱う。