栃木市&小山市で高級魚「ホンモロコ」の水揚げ始まる 道の駅で10月14日には販売会も

下野新聞
2023年10月11日

高級食材として知られるコイ科淡水魚「ホンモロコ」の水揚げが、栃木県の栃木、小山両市の養殖池で始まった。

栃木市、養殖業塚原克信さん(70)方では5日、5~8センチに成長したホンモロコ約130キロを初水揚げした。今年は夏の猛暑の影響で池の平均水温が高く、昨年より3週間ほど水揚げが早いという。

塚原さんは「良いサイズのものがそろっていて上出来」。作業は年内いっぱい続き、埼玉県の業者を通じて関西などに出荷される。

塚原さん方のホンモロコの初水揚げ=栃木市(左)と、高瀬さん方のホンモロコの初水揚げ=小山市

小山市では2軒の農家と市の養魚場で養殖している。農業高瀬孝明さん(77)方の養殖池では6日に70キロほどを初水揚げ。高瀬さんは「少し小ぶりだが無事に水揚げできて良かった」と話した。

約1週間泥抜きした後、14日に小山市下国府塚の道の駅思川で販売会を開く。活魚を500グラム1500円、冷凍150グラム500円をそれぞれ約50袋限定で販売する。

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