地元食材使ったイタリア料理に舌鼓　群馬・高崎市の烏川ほとりで「ラ フェスタ」始まる

群馬県高崎市中心市街地近くを流れる烏川のほとりで、食や音楽を楽しめるイベント「ラ　フェスタ　カラスガワ」（同市、高崎観光協会主催）が6日、始まった。すっかり秋めいた涼しい風が吹く川沿いに多くの市民らが繰り出し、地元のシェフが高崎産食材を使い腕を振るったイタリア料理に舌鼓を打った。15日まで。

イベントは烏川の左岸エリアを盛り上げようと、初めて企画された。和田橋近くにレストランやフードコートを設け、料理のほかイタリア産ワインやスイーツを提供する。音楽イベントも開かれる。

午後5時ごろ、夫婦で訪れた高瀬真弓さん（同市）は「ちょうど良い気候で、日が暮れていく様子を眺めながら食事でき、良い雰囲気」と話した。近くをよく散歩するという山崎菜摘さん（同市）は「この場所は眺めが良いので、活用されて盛り上がるのはうれしい」と話していた。

土日祝日には朝採れ野菜や果物、雑貨を扱うマルシェも開く。近くの高崎公園にはコーヒーや菓子を提供するキッチンカーが出店する。

平日午後5～9時、土日祝日は午前11時半～午後8時。