足利・佐野~成田、圏央道経由に 関東自動車「サルビア号」4月22日から

下野新聞
2017年3月9日

 関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、手塚基文(てづかもとふみ)社長)は8日、足利、佐野両市と成田空港を結ぶ高速バス「サルビア号」の経路を4月22日から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)ルートに変更すると発表した。

 同社によると、走行距離が13キロ短くなるため所要時間が最大13分短縮されるほか、渋滞が多い首都高を利用しないため、これまで以上に時刻表通りの運行が可能になるという。

 サルビア号は同社と千葉交通(千葉県成田市)が共同で1日往復5便運行する。運賃(大人片道)は佐野新都市バスターミナル発を300円値下げし4千円、東武足利市駅発は従来と同じ4400円とした。所要時間は佐野から約1時間50分、足利から約2時間25分。「宇都宮・成田空港線(マロニエ号)」の佐野経由便や、群馬県太田市などと成田空港を結ぶ便も同ルートに変更する。