栃木“益子焼の里”で恒例「秋の陶器市」が開幕 お目当ての逸品は…絶好のお天気の下で品定め
下野新聞
2023年11月4日
栃木県益子町で第108回益子秋の陶器市が3日、始まった。11月とは思えない陽気もあり、城内坂から道祖土(さやど)地区を中心に、所狭しと目当ての逸品を探す多くの人でにぎわった。6日まで。
城内坂通りの両側など周辺一帯には約600の作家や窯元、飲食店のテントがびっしりと並んだ。
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作家が集まったテント村も空き地や広場などに設けられ、場所によってはすれ違うのに苦労するほどの人出。来場者はグルメを味わったり、休憩したりしながら、多彩な作風やデザイン、色の皿や鉢、器を手に取り、作家との会話を楽しんでいた。
テント村に出店した益子町、陶芸家ホソカワカオリさん(49)は「毎年リピーターの方が会いに来てくれるのが本当にうれしい。直接話をして、選んでいる姿を見るのは創作の大きな励みになります」と張り切っていた。