過去最多5万5000人が熱狂 栃木・宇都宮の大通りで自転車ジャパンカップクリテリウム

下野新聞
2023年10月15日

アジア最高位の自転車ロードレース「2023ジャパンカップサイクルロードレース」第2日は14日、栃木県宇都宮市の大通り周回コースでクリテリウムが行われ、過去最多となる約5万5千人(主催者発表)の観客が世界レベルの走りに熱狂した。

世界トップカテゴリーの国際自転車競技連合(UCI)ワールドチーム7チームを含む、国内外19チームの109選手が出走。東武馬車道通り入り口から上河原交差点の1周2.25キロのコースを15周し、頂点を競った。

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レースは序盤からワールドチームによるアタック合戦が繰り広げられ、最後は逃げが決まらないまま大集団でのゴールスプリントに突入。これを僅差で制したエドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック)が大会初の3連覇を飾った。

日本人最高位は岡篤志(JCLチーム右京)の6位、宇都宮ブリッツェンはフォン・チュンカイ(台湾)の17位が最高だった。

大会最終日は15日午前10時から、同市森林公園周回コース(10.3キロ×16周=164.8キロ)でロードレースが行われる。