栃木・宇都宮の国道123号の上に橋桁が…なぜ? 大型クレーンでの架設工事の様子も
下野新聞
2023年10月10日
栃木県宇都宮市氷室町の清原工業団地交差点で5日深夜から6日未明にかけて、同交差点の立体交差化工事が行われ、一夜で国道123号をまたぐ橋桁が架設された。
茨城県つくばみらい市から栃木県矢板市に至る地域高規格道路「常総・宇都宮東部連絡道路」(総延長100キロ)整備の一環で、鬼怒テクノ通りと清原中央通りをつなぐ工事でもある。立体化部分について栃木県は2026年度の供用開始を目指す。
工事は5日午後11時に付近の国道123号を一時通行止めとして始まった。
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長さ53.5メートル、幅8.25メートル、重量80トンの巨大な橋桁を大型クレーン2台でつり上げ、1時間足らずで橋脚に架設。6日午前3時半ごろ固定などの作業を完了した。地域住民らが写真を撮るなどして作業を見守った。
栃木県宇都宮土木事務所整備第三課の飯野修昭課長(50)は「クレーン2台による相づり架設は珍しい。今後も路面整備などを順次行っていきます」と話した。