しっとりと秋の訪れを告げる 宇都宮の羽黒山神社でシュウカイドウ見頃
下野新聞
2023年9月6日
栃木県宇都宮市今里町の羽黒山神社参道でシュウカイドウの花が見頃を迎え、参拝客を楽しませている。
シュウカイドウは、ベゴニア属の多年草で、秋の訪れを告げる花として知られている。
山頂にある神社境内へ続く約20メートルの参道の両脇に群生し、先月下旬に開花した。前日の大雨から一夜明けた5日朝は、参道に薄いかすみがかかり幽玄な雰囲気に。シュウカイドウの2センチほどの淡いピンクの花と、しっとりとぬれた葉が見事なコントラストで、石畳の参道を彩っていた。
阿部康夫宮司(67)は「今月中旬ごろまで楽しめるので、花を見て癒やしを感じてほしい」と話している。
同神社は、シュウカイドウの花をあしらった御朱印(千円)を9月限定で頒布している。