《水戸黄門まつり:写真特集》踊り競演、沸き立つ茨城の県都
茨城新聞
2023年8月10日
第63回水戸黄門まつりの本祭が5、6の両日、茨城県水戸市の中心市街地で国道50号を歩行者天国にして開かれた。今年は4年ぶりの通常開催で、約2300人が踊りで競演する「水戸黄門カーニバル」、伝統工芸品の水府提灯(ちょうちん)を用いた「水戸黄門提灯行列」、市民らが担ぐ「水戸ふるさとみこし」の渡御があり、県都は多くの若者や家族連れでにぎわった。
水戸ふるさとみこしは2019年に初めてお目見えし、今回で2回目の渡御となった。祭りでは、担ぎ手たちのかけ声とともに天頂部の鳳凰(ほうおう)像が大きく揺れ、南町の常陽銀行本店前から泉町の市民会館前までを勇壮に練り歩いた。
水戸観光コンベンション協会によると、今年の黄門まつりの来場者は55万人で、7月29日の水戸偕楽園花火大会が33万5千人、本祭は5日が12万5千人、6日が9万人だった。