茨城・東海まつり盛況 パレードに500人 4年ぶり
茨城新聞
2023年7月30日
茨城県東海村の夏の風物詩「第45回東海まつり」(実行委員会主催)が23日、同村の東海駅東大通りで開かれ、多くの地元住民らでにぎわった。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、開催は2019年以来4年ぶり。
同通り周辺を歩行者天国にし、東海太鼓保存会による太鼓のダイナミックな演奏で祭りがスタート。地元の中学生や村職員ら総勢約500人による「東海音頭」のパレードや、フラダンスをはじめとしたステージイベントなど多彩な催しが行われ、参加者は思い思いに祭りを楽しんだ。
参加した県立東海高3年の平山桃々子さんは「コロナ禍で祭りが中止の間、とても待ち遠しかった。久しぶりに多くの人でにぎわって楽しい」と喜んだ。
同まつりの花火大会は8月11日午後7時から、同村村松の阿漕ケ浦公園で行われ、約2千発が打ち上げられる予定。荒天時は後日に延期する。
実行委の橋本秀也会長は「多くの子どもたちが笑顔で楽しんでくれてうれしい。いい思い出になれば」と願った。