茨城・土浦市 マンホールカード配布 「パトレイバー」とコラボ

茨城新聞
2023年7月30日

茨城県土浦市は、同市ゆかりのアニメ「機動警察パトレイバー」とコラボしたデザインのマンホールカードを配布している。

カードは、物語の主人公が操る「イングラム1号機」の背景に、JR土浦駅前にある市役所本庁舎を入れ込んだデザイン。配布場所は、平日が市役所本庁舎3階政策企画課(午前8時半~午後5時)、土日祝日は市役所本庁舎1階の観光情報物産センターきらら館(午前9時~午後6時)。初回発行分は6千枚。物語では、人間型作業機械(レイバー)を取り締まる主人公のパトレイバーに対し、敵方のレイバー「グリフォン」が市内の研究所で開発されたという設定になっている。

市は今年4月から、アニメとコラボした15種類のマンホールふたを中心市街地に設置した。ふたを撮影し、交流サイト(SNS)で発信し、所定の手続きに従ってアンケートに答えると、マンホールと同じデザインの紙製コースターがもらえるイベントも展開している。昨年1~2月には市民ギャラリーで企画展を開くなど、作品を生かした地域おこしを図っている。

カードは、関連団体などでつくる「下水道広報プラットホーム」(東京)が企画監修。2016年4月以降、全国668自治体が968種類、計1050万枚を発行している。今回は第20弾として発行される27種の一つ。市は今後も別のデザインで発行を検討する。

カード発行に合わせ、オリジナルキーホルダーのカプセル玩具の第2弾も、きらら館などで販売する。