栃木市中心部に弁当カフェがオープン 人気の「店舗を持たない総菜屋」が事業者に
栃木県栃木市万町の店舗兼移住体験施設「IJU(いじゅう)テラス蔵人(くろうど)館」の見世蔵と多目的テラスが24日、弁当を販売するカフェ「くりとくら」として再オープンする。寺尾地区で弁当や総菜の注文販売を行う「sotto deli(ソットデリ)」が事業者に決まった。
同施設は、市が旧綿忠(わたちゅう)はきもの店の蔵を整備し、2018年に県内初の飲食店舗併設型の移住体験施設としてオープンした。見世蔵などに入っていた店舗事業者との契約が3月で満了したため、市が活用事業者を募集していた。
ソットデリは「店舗を持たない総菜屋」として知られ、各種イベント出店時も人気を集めている。
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くりとくらでは弁当販売のほか、米粉のケーキやドリンクなどを提供する。夜は予約制でコース料理を扱う。
寺尾地区の食材を積極的に使い、店内には地区の写真を飾ったり、イベントのチラシを置いたりして地元の魅力も発信する。代表の栗原碧さん(29)は「体に優しい食事やギフトを用意するので、大切な人と来てほしい」と話した。
午前11時半~午後5時、同6~9時。弁当販売は平日のみ午後1時まで(土日はランチ)。月・火曜定休。(問)ソットデリ080・8095・0084。