<栃木・県南グルメ>GELATERIA桜蔵(栃木)苺みるく 果肉と果汁たっぷりのジェラート

下野新聞
2023年6月3日

ミルク、マンゴー、ブルーベリー、抹茶-。木目調でシンプルな内装に、色鮮やかな12色のイタリアンジェラートが映える。

一番人気は「苺(いちご)みるく」(400円)。店と同じ社会福祉法人天成会(栃木市大平町川連)が運営する「さくら農園」のイチゴをふんだんに使っており、濃厚で爽やかな味わいが口いっぱいに広がる。

空き店舗を活用した地域活性化と、農業の6次産業化を図ろうと、2014年10月に蔵の街大通りにオープンした。

本場イタリアの製法で作ったジェラートは、アイスクリームに比べ空気量が少なく、舌触り滑らか。脂肪分も少ないので、低カロリーなのがうれしい。

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素材のフルーツは完熟させてから加工する。糖度が高いので、砂糖は控えめでもコクのある甘み。果肉と果汁は通常のレシピの倍近く使うという。しっかりとした色と風味が特徴だ。

10種類の定番フレーバーはシングル400円。「苺チョコ」や「キャラメル」など季節によって変わる2種類の限定フレーバーは450円。ダブル(シングルにプラス100~150円)にすると、66通りの組み合わせが楽しめる。

店員の相田尚美さん(38)は「季節のフレーバーを蔵の街の風景と共に味わってほしい」と呼びかけている。

▼メモ 栃木県栃木市万町3の24。午前10時半~午後6時。火、水曜定休。(問)0282・22・2000。

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