茨城・石岡駅前にぎわいを　かんばん横丁　カレー店仲間入り

茨城県石岡市国府のJR石岡駅に隣接する石岡ステーションパーク1階のかんばん横丁に、カレー店「恋瀬屋」が仲間入りした。9日の開店セレモニーでは、オーナーの大畑史斗さんの友人でものまね芸人のアントキの猪木さんが「1・2・3、ダー」のかけ声でテープカットを盛り上げ、門出を祝った。

石岡のおまつりを意識した「ひょっとこカレー」は中辛のキーマカレー、地元産トマトが入った甘口の「ヤサトマチカレー」が看板メニュー(ともに600円)。営業時間は午前7～8時半、午前11時～午後2時。夜は予約制。テイクアウト販売が中心だが店舗内の食事もできる。

「石岡駅前のにぎわいを取り戻したかった」と、市の飲食店選定に応募した大畑さん。「駅の利用者、周辺の人に健康な食事を提供していきたい」と抱負を話した。

セレモニーには大畑さんの友人でボクシング元日本ウエルター級王者の加藤壮次郎さん、谷島洋司市長らも駆け付けた。谷島市長は「元気があれば何でもできる。恋瀬屋さんに元気を届けてもらいたい」とエールを送った。