《釣り》興奮、本命フッコ50センチ 茨城の大洗海岸・涸沼 初心者と欲張り釣行

茨城新聞
2023年6月14日

今回は茨城県内観光ガイドサイトのリポーターや、テレビなどで活躍する釣り初心者の二川美桜さんと共に、午前中は大洗町の磯場でクジメ釣り。午後は涸沼でスズキ(フッコ)釣りという欲張り釣行に挑戦だ。

大洗海岸は、平太郎浜からアクアワールド大洗水族館まで続く海岸。磯は水深が浅く、磯遊びや釣りが楽しめる。用意したのは2・1~4・2メートルの投げざおと、スピニングリール、道糸はナイロン(3~5号)の投げざおを2人で5本使用した。胴付き仕掛けの1本針、重りは20号と25号。餌はアオイソメとアカイソメだ。

潮が動く時間を狙って岩礁帯付近へ狙いを定め、キャスト後は重りが着底したら糸を張り、魚がかかるまで待つ。

二川さんに投げ方をレクチャーすると、真っすぐに飛ばせるようになった。約30分後、潮が動く。重りが着底して10分ほど置きざおにして待つと、「ググッ」とさお先がお辞儀した。

そのまま待ち、さおがさらに曲がったため、置きざおからさおを持ちリールを巻くようにアドバイス。障害物に潜られないよう早めに糸を巻き、さおで一気に引き寄せて巻いていくと、約25センチの元気なフグが顔を見せた。10分後にもフグ1匹と50センチのサメが釣れた。

さおが曲がり強い引き、正体は50センチのサメでした=大洗町

 

クジメ釣りのこつは根がかりに注意すること。経験を重ねると根にかからない仕掛けの投入や動かし方が分かるようになる。まずは慣れが肝心だ。

海が荒れているためスズキ(フッコ)が涸沼へ動いていると予想。午後から釣れているポイントへ。

スズキは大きさでセイゴ(20~30センチ)フッコ(40~60センチ)スズキ(60センチ以上)と呼び名が変わる出世魚。

現場に着くと水辺は藻が茂り風が強く、条件はよくない。投げざおを2人で5本使用、胴付き仕掛けの1本針は変わらず、重りも20、25号。餌はアオイソメ。

ボラが跳ねている所まで遠投したが、待てど暮らせどアタリがない。釣り始めて1時間、風がさらに強くなり苦戦。ルアー釣りも試したがヒットなし。

ボウズ覚悟で上がろうかというその時、二川さんがリールを巻いていると「がぼっ」と魚が見えた。重い。「おぉーでかい!」。魚が暴れないよう、落ち着いてリールを巻くようアドバイスする私も興奮気味。

上げると本命50センチのフッコだった。「釣れてうれしい。楽しくてハマりそうです」と二川さん。涸沼や涸沼川の投げ釣り、ダイナミックな引きが魅力のルアーのスズキ釣りはこれから10月ぐらいまで楽しめる。
(金丸釣具店店長・石田直也)