栃木・鹿沼が「まちの駅」設置数日本一を維持 新たに2駅認定、計104カ所に

下野新聞
2023年5月27日

栃木県鹿沼市のまちの駅ネットワークかぬま(鈴木篤子代表)は22日、鹿沼市引田の季節料理「せせらぎ」で、地域振興と地域間連携を目的にした情報交流施設「まちの駅」の認定式を行った。

新たに認定を受けたのは、鹿沼市千渡のIT関連企業「IT Supportパソコン太郎」が運営する「パソコン太郎の秘密基地」と、鹿沼市役所に設けられる「いちご市かぬま中央駅」の2カ所。

式典で全国まちの駅連絡協議会の橋本正法事務局長が両駅の駅長に認定証を授与。パソコン太郎の秘密基地の「パソコン太郎」こと大房剛樹駅長(44)は「駅の周りに絵本の絵を掲示するなど、子どもたちも集まるような駅にしたい」と抱負を述べた。

まちの駅ネットワークかぬまによると、2カ所の認定で本年度の鹿沼市内のまちの駅は104カ所となり、市町村単位での設置数日本一を維持する見通し。鈴木代表は「今後はまちの駅同士のつながりを深めるため、交流会なども企画したい」と話した。