祈願成就へ祈りの「炎」 笠間稲荷

茨城新聞
2016年12月22日

冬至の21日、笠間市笠間の笠間稲荷神社で、参拝者が名前や願い事を書き奉納した「御火焚串(おひたきぐし)」を燃やす御火焚串炎上祭が行われ、炎が勢いよく立った。

串は過去1年間に奉納されたもので約5千本。神職が、罪や汚れをはらうとされる神聖な火の中に次々とくべ、氏子総代らとともに「大祓(おおはらえ)の詞(ことば)」を唱えて願い事の成就を祈った。

宇都宮市、パート従業員、丸山由美子さん(54)は「邪心が飛んでいった気がする。来年も1年間無事に過ごせたらありがたい」と、晴れ晴れとした表情で話した。

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