茅の輪くぐり、けがれ清める 常陸太田・若宮八幡宮

茨城新聞
2016年6月27日

常陸太田市宮本町の若宮八幡宮(和田忠彦宮司)で26日、伝統の神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」が行われ、参加した氏子ら約80人が無病息災などを願った。

同神事は半年間のけがれを清めようと毎年6月に行われている。氏子や参拝者らは、紙製の人形(ひとがた)に息を吹き掛けるなどしてけがれを移した後、境内に設けられた茅(ち)の輪を3度くぐり抜け、人形を神前に納めた。特設の舞台では、みこ姿の小中学生4人が同宮に伝わる「鶴子舞」を奉納した。

茅の輪は7月7日まで設置されており、同日まで用意された人形を使って参拝できる。

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