納豆早食い世界大会 152人が〝粘り強い〟食べっぷり披露 水戸

茨城新聞
2023年3月22日

水戸特産の納豆を食べる早さを競う「第19回水戸納豆早食い世界大会」が11日、水戸市千波町の千波湖親水デッキで開かれた。台湾からの招待選手を含め、茨城県内外から参加した男女計152人が〝粘り強い〟食べっぷりを披露した。

同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶり。水戸観光コンベンション協会が主催した。今回は2月上旬に台湾で開催したいばらき大見本市で「水戸納豆早食い世界大会in台湾」を勝ち抜いた男女2人が出場した。

予選を勝ち上がった男女各10人が決勝に進んだ。男性がわらつと納豆5本分の350グラム、女性が3本分の210グラムを完食する早さを競った。競技中には、参加者らを応援する声や歓声が上がった。

世界一の称号を手にしたのは、26秒09で平らげた岩手県一関市の会社員、岩渕恭史さん(38)と、44秒41で完食した東京都目黒区の会社員、斉藤智香さん(40)でそれぞれ初優勝を飾った。

岩渕さんは今年のわんこそば全日本大会優勝の経歴を持つ。結果に対し、「食べるスピードを上げるために体重を5キロ落としてきた。新記録にはならなかったので悔しい」と残念がった。斉藤さんは「うれしい。初めての早食いだったので、朝ご飯を抜いてきた」と笑顔で話した。