えと〝ウサギ〟イメージの勝守元旦授与 佐野の唐澤山神社
下野新聞
2022年12月29日
【佐野】富士町の唐澤山神社は1月1日から、新年のえと「卯(う)」をイメージした「勝守(かちまもり)」を参拝者に授与する。
同神社は難攻不落で「落ちない」と知られた唐沢山城の城跡に位置することなどから、勝運の御利益があるとされる。毎年、元旦から授与する勝守は、受験やスポーツ大会などを控えた生徒、学生の人気を集めているという。
えとの勝守は寅(とら)年の今年に続き2年目。ウサギの目の色である赤地に白字で「勝」と記されている。佐野由希子(さのゆきこ)禰宜(ねぎ)は「ウサギはピョンピョンと元気に跳びはねるイメージがある。経済も上向きになればという願いを込めた」と話す。
卯の勝守は100個限定。午前0時からの歳旦祭で一番祈祷(きとう)を行った後、授与を始める。桐(きり)箱入りで2500円。