余った野菜、ピクルスに 茨城・桜川のめん工房が商品化

茨城新聞
2023年1月5日

茨城県桜川市富士見台の「めん工房ほさか」は、キュウリやセロリなど自家栽培の野菜を材料にした「手づくり和風ピクルス WAPIKU」の販売を始めた。

店主の保坂順一さん(56)は約2年前から店近くの畑でキュウリ、パプリカ、大根、ズッキーニなどを栽培し、店のメニューの天ぷらやけんちん汁などに利用してきた。余った野菜の活用法としてピクルスを考案し、約3カ月かけて商品化にこぎ着けた。

商品は170グラム入り瓶でキュウリ、セロリが各430円(税込み)。パプリカ、ニンジン、大根なども加えた「みっくす」は450円(税込み)。保坂さんは「昆布だしとみりんを使い和風に仕上げた。酸味が少なくまろやかな味わい。今後は別の野菜も使ったピクルスも考案中」と話す。

同店は「常陸秋そば」と同市特産の小麦「ユメシホウ」を使用した手打ちそばが看板メニュー。通信販売の取り寄せサイト「47クラブ」に出店しており、常陸秋そばの「冷凍手打ちそば」などを販売している。今後、同サイトや地元直売所などでピクルス販売を計画している。問い合わせは同店(電)0296(76)3339。