正月彩る一粒きらり 栗の甘露煮作りピーク 茨城・笠間
茨城新聞
2022年12月16日
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正月の食卓を彩る栗の甘露煮作りがピークを迎えている。茨城県内有数の栗産地である笠間市の食品加工製造「小田喜商店」では、煮込むことで黄色が鮮やかさを増した栗の瓶詰め作業に追われる。
栗は皮をむいて煮込み、砂糖蜜に一晩浸け置く。包丁で丁寧に形が整えられた後、透明のガラス瓶に詰められ、一粒一粒がきらきらと輝いた。手作業のため、1日に作られるのは500本程度という。
石田啓一社長は「職人が心を込め、一つ一つ丁寧に作っている。無着色、無漂白なので、栗本来の味と香りがする。新年に楽しんでほしい」と話した。作業は20日ごろまで続く。
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