地元野菜をふんだんに 清白セット 清白(高根沢)

下野新聞
2022年12月14日

1日にオープンしたばかりの和創作料理の店と聞き、訪れた。3日ごとにメニューが変わる「清白(すずしろ)セット」(1298円)」をお願いした。

店主の有本白矢(ありもとはくや)さん(48)は「高根沢町産野菜をふんだんに使っていることが料理の特長」と話す。

この日は、「和風ロールキャベツと高根沢野菜のスープ煮」がメイン。旬のカブやブロッコリー、インゲンなどをしょうゆとみりんで味付けした。キャベツは煮込み過ぎず、食感を残して提供している。

「グラスサラダ」をはじめ、エノキやタマネギ、ミニトマトなどが入った「具沢山冷やし茶わん蒸し」も身体にやさしい。このほか、県産コシヒカリのご飯と汁物、浅漬けが付いた。

都内や新潟県内の懐石料理やすし、イタリア料理の各店で錬磨した有本さん。町内での出店を決めた理由を「例えば、日本海の魚の味には定評がある。高根沢産野菜を食べ、そのおいしさを売りにできると確信した」と説明する。

ヤシオマスなどを使ったコース料理(2日前から要予約、4950円~)もお薦めという。車で来店する場合は、町役場周辺からのカーナビ利用を推奨している。

■メモ 高根沢町宝積寺2431の22。午前11時~午後3時、午後5~10時(予約制、最大8人)。月、火曜、今月14~16日休み。(問)028・612・3994。