自販機でシューマイ 工夫凝らし4店が5品 東武新鹿沼駅

下野新聞
2022年12月6日

【鹿沼】「シューマイのまちづくり」を推進している鹿沼商工会議所は5日、PRの一環として土産用の冷凍食品が購入できる自動販売機を東武新鹿沼駅東口に初めて設置した。

自販機で販売する商品はヤオハンの「肉シウマイ、にらシウマイ」、鹿野精肉店の「鹿沼和牛焼売(シューマイ)」、日本料理みしまの「さつきポークシウマイ弁当」、創菓工房松屋のスイーツ「シューうまい」の5品。各店が冷凍自販機向けに改めて開発するなど工夫を凝らした。

市外から訪れる観光客やゴルフ客などの利用を想定しており、価格帯は千~1800円に設定。保冷剤200グラムと保冷バッグのセットも合わせて販売する。

自販機設置は同商議所などが企画。運営は東武商事(同墨田区)が行い、管理業務は開盛堂(日吉町)が担う。

同商議所の水越啓悟(みずこしけいご)経営支援課長は「シューマイという一つのテーマで複数の店の商品が入る自販機は珍しいのではないか。利用状況などを見て、増設など今後の展開を考えたい」と話している。