ランタン放ち夢心地 宇都宮 大谷でXマスマーケット

下野新聞
2022年12月4日

宇都宮市の大谷商工観光協力会主催の「大谷クリスマスマーケット」が3日、同市大谷町の大谷公園で始まり、同日夕にはランタンバルーンセレモニーが行われ、150個の発光ダイオード(LED)のランタンが大谷の空を彩った。

日が落ちた午後5時過ぎ、「3、2、1」の掛け声とともにランタンが空へと放たれた。薄く赤みがかったランタンが夕闇の空に点在する会場はまるで異空間の趣で、参加者たちは幻想的な気分を楽しんだ。

家族6人で訪れたさくら市卯の里1丁目、主婦米原(よねはら)いづみさん(35)は「子どもたちにこのすばらしい景色を見せたかった」。長女の小学2年はなさん(6)は「すごいきれい」と喜んだ。

会場には高さ4メートルの巨大クリスマスツリーが設置され、飲食店も出店。訪れた人たちはホットワインなど温かい飲み物を飲みながら一足早いクリスマスを過ごした。マーケットは4日まで。