「卯」年、飛躍を願って 那珂川 小砂焼 干支の置物作り
下野新聞
2022年12月4日
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那珂川町小砂(こいさご)の小砂焼窯元「藤田製陶所」で、来年の干支(えと)「卯(う)」にちなみ、ウサギの置物作りが進んでいる。
耳がピンと立ったデザインで、色は小砂焼の特徴である金結晶はじめ赤、白の3色。大きさは高さ10センチ、幅5センチの手のひらサイズ。
冷え込んだ3日も、藤田真一(ふじたしんいち)代表(68)は白い息を吐きながら、型から取り出した粘土を丁寧に手で整えるなど黙々と作業。「大きな耳と目で先を見据え、ぴょんと跳ねる飛躍の年になってほしい」と期待を込めていた。
年末までに千個(1個1760円)を作製する予定。同製陶所の売店や道の駅ばとうで販売されている。
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