栃木市美術館が開館 式典に市長ら50人 あす一般オープン
下野新聞
2022年11月2日
【栃木】市が整備を進めてきた入舟町の「市美術館」の開館式が1日行われ、大川秀子(おおかわひでこ)市長らがテープカットして開館を祝った。2日に関係者内覧会が行われ、3日に一般オープンする。
同館の整備は国の地方都市リノベーション事業に選ばれ、市が2017年に基本計画を策定。21年3月に工事が完了した。鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約2375平方メートル。3つの展示室と多目的室などがあり総事業費は約23億円。
開館式には関係者約50人が出席した。大川市長は「さらなる文化意識の向上、地域の活力とにぎわいの創出を目指す」とあいさつ。式典後、杉村浩哉(すぎむらひろや)館長が市ゆかりの浮世絵師喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の作品の高精細複製画や、市民が参加したキックオフ・プロジェクトの成果展などを説明した。