「赤い恋人」出荷本格化 栃木の冬春トマト

下野新聞
2022年10月25日

【栃木】JAしもつけトマト部会栃木支部の冬春トマト「赤い恋人」の出荷が24日、本格的に始まった。

「赤い恋人」は同支部のオリジナルブランド。病気に強く、棚持ちの良さが特長の新品種「かれん」などでできている。

この日は大宮町の同JA栃木地区営農経済センター栃木青果物集荷場に農家10人が約3トンを搬入。同JA職員の指導を受けたパート従業員らが一つずつ割れや色付きなどを確認しながら出荷作業を進めた。今回は東京の市場へ出荷し、今後は仙台などへの出荷も予定している。

同支部の松本勲(まつもといさお)支部長(62)は「順調に育ち、出来も良い。品質を落とさずに出荷を続けていきたい」と話した。出荷は来年4月ごろまで続く。