9店ラーメン味比べ 福来みかん使い塩味 つくばで31日まで

茨城新聞
2016年8月19日

筑波山特産の「福来(ふくれ)みかん」を使ったラーメンのイベント「つくば福来ラーメン紀行 塩の陣」が、つくば市内で開かれている。同市内のラーメン店9店が「塩味」をテーマに、福来みかんを使ったオリジナルラーメンを開発。期間中は各店舗で食べることができる。つくばご当地ラーメン開発プロジェクトの主催。夏のメニューらしく冷製のラーメンもあり、参加9店の味比べも楽しそうだ。31日まで。

イベントは昨年から始まり今回5回目。ラーメンを通じて福来みかんをPRしようと、ご当地ラーメン開発に取り組んできた。

1回目の開催から毎回参加している麺屋・大樹は今回、「福来塩ラーメン」(800円)を提供。福来みかんの皮を漬け込んだオイルをスープと塩だれに混ぜ、かんきつ系の香りが漂う塩ラーメンを作った。同店主、栗原勇さん(50)は「福来みかんは以前から塩味に合うと思っていた。このイベントが継続し、つくばのラーメンが盛り上がってくれれば」と話す。

同協会の観光推進課・本間亮太さん(31)は「塩味と福来みかんとの相性を、ぜひ楽しんでほしい」と話す。問い合わせは同協会(電)029(869)8333

今回の参加店は以下の通り。

「鶏白湯・おび屋」(同市要)「関東風とんこつらーめん・五衛門」「東池袋・大勝軒・うさぎ家」(ともに同市上横場)「活龍・本店」(同市筑穂1丁目)「麺や・松辰」(同市天久保1丁目)「鶏白湯・鶏々」(同市天久保2丁目)「麺屋・大樹」(同市吾妻1丁目)「麺や・小五郎」(同市桜1丁目)「麺処・たかはし屋」(同市東2丁目)

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