ご当地ラーメン一堂に 11月20日からイベント 文化発祥・水戸PRへ
水戸観光協会は11月20日から23日までの4日間、県内ラーメン店が開発した限定ラーメンや全国のご当地ラーメンをそろえた「水戸のラーメンまつり」を水戸市千波町の千波公園ふれあい広場・さくら広場で初開催する。水戸藩2代藩主・徳川光圀公が日本で初めてラーメンを食べたとされることにちなんだ催しで、同協会は「ラーメン文化の発祥地として水戸をPRしたい」と意気込む。
イベントには東京や北海道、福岡県などから県外8店が参戦する。迎え撃つのは水戸市や土浦市などの県内8店。イベント限定となる特製ラーメンを2店舗ずつで共同開発し、4品を販売する。
同協会によると、光圀公は水戸藩に招いた中国(明)の儒学者・朱舜水から中国麺の作り方を教わり、日本人として初めてラーメンを食べたといわれる。水戸市は200を超えるラーメン店がひしめき合う激戦地だが、イベントを通じてラーメン発祥地の認知度を一層高めるとともに、町のにぎわい創出を図りたいという。
ラーメンの販売はチケット制で、1杯750円。午前10時~午後7時ラストオーダー(最終日は同6時)。問い合わせは市観光協会(電)029(224)0441。
出店するラーメン店は次の通り。
■県外店
麺家いろは(富山県)▽麺屋宗(東京都)▽ど・みそ(同)▽百麺(同)▽気むずかし家(長野県)▽博多だるま(福岡県)▽神武咲弥(北海道)▽麺屋政宗(宮城県)
■県内店
麺屋むじゃき(水戸市東台)▽特級鶏蕎麦 龍介(土浦市)▽龍のひげ(水戸市元吉田町)▽麺や 虎徹(行方市)▽麺堂 稲葉(古河市)▽Dragon Noodle(下妻市)▽豚男(那珂市)▽らーめんつけめん 八角」(水戸市堀町)
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