上州新屋駅の新駅舎が26日に供用開始 9月中は新旧駅舎が並び立つ
上毛新聞
2022年9月5日
県道の拡幅に伴う新築移転工事が進められていた上信電鉄、上州新屋駅(群馬県甘楽町金井)の新駅舎が完成した。26日の始発から一般乗客の利用を開始する。旧駅舎が10月に取り壊されるまでの期間限定で、新旧駅舎が並ぶ珍しい景色を楽しめる。
県道金井高崎線の道幅を広げるため、線路の南側にある駅舎を北側に移す。上信電鉄によると、1950年に建設された旧駅舎は、木造平屋建てで延べ床面積約40平方メートル。新駅舎は木造平屋建て延べ床面積約35平方メートルで、駅前に駐車スペースや、送迎に使えるロータリーを整備する。
今年4月に開業した「めんたいパーク群馬」の最寄り駅として3月に供用開始する予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けた資材不足などで工期がずれ込んだ。上信電鉄は「9月中は新旧駅舎の比較ができる。ぜひ電車で遊びに来てほしい」としている。