3200球 大輪並ぶ スカシユリ 足利で見頃

下野新聞
2022年6月27日

足利市迫間(はさま)町のあしかがフラワーパークで約3200球のスカシユリが見頃となり、柔らかな芳香が園内に漂っている。

同園では「バラの壁画」前に3品種のスカシユリが120メートルにわたって並ぶ。白やピンクの大輪の花が、バラの葉の緑や水路に映え、来園者を魅了している。見頃は30日ごろまで。

強い日差しが照りつけていた26日も日傘やタオルを手に、多くの来園者が訪れていた。佐野市田沼町、主婦大串幸子(おぐしさちこ)さん(73)は「暑い日が続いているが、水と一緒に花も楽しめて癒やされる」と目を細めた。

園内では、約20万本のハナショウブと約1500株のアジサイの展示イベントも7月10日まで行われている。