本番でコロナ収束願い 【いちご一会 国体・障スポ】那須塩原に田んぼアート

下野新聞
2022年6月9日

色が異なる9種類の稲で絵を表現する「田んぼアート」が8日、那須塩原市西遅沢の水田にお目見えした。9日から一般公開する。

同市一区町、農業中野登喜男(なかのときお)さん(77)が10年以上前から毎年作っている。今年は「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」が、新型コロナウイルス禍が収束した中で開催されることを願い、立った姿と車いすに座った姿で炬火を持つ「とちまるくん」と、晴れた空に舞う赤とんぼと風船をデザインした。

使用したのは白や黒、黄色の観賞用米などの稲。7月の七夕のころが、写真がきれいに撮れるという。中野さんは「手抜きせずに作った。アートを見て感動してもらいたい」と話す。

公開時間は午前9時半~午後4時。9月24日まで。