10日からツツジの中で謎解きを　館林市出身「こうちゃん」も問題考案

群馬県館林市の春の恒例行事「つつじまつり」（4月10日～5月15日）の期間中、市観光協会は地図を頼りに会場のつつじが岡公園内を歩き、五つの謎解き問題に挑戦するイベント「ぽんちゃんを探せ！」を開く。「こうちゃん」の愛称で親しまれる同市出身の人気クイズプレーヤー、渡辺航平さんが最終問題を考案した。

一つの問題を解くと得られる数字やアルファベット、市観光マスコット「ぽんちゃん」のシルエットなどを手掛かりに、次の問題の場所を探す仕組み。渡辺さんが担当した5問目は子ども用と大人用があり、いずれかを選んで謎を解き、市ゆかりのキーワードを回答すると景品がもらえる。

謎解き要素を加えることで、例年以上にツツジ観光を楽しんでもらおうと企画した。渡辺さんはユーチューブ上などで中高生を中心に人気のクイズ制作集団「Quiz（クイズ）　Knock（ノック）」のメンバー。市出身の縁でコラボレーションが実現した。

同協会の担当者は「ツツジと謎解きの両方を入り口に多くの人に館林を訪れてもらい、市の魅力を見つけてほしい」と来場を呼び掛けている。

謎解きの参加費は500円で園内の観光案内所で受け付ける。同園の有料期間中は別途入園料がかかる。午前9時～午後4時。問い合わせは市観光協会（電話0276-74-5233）へ。