贈答用に「シンビジウム」出荷最盛期 宇都宮

下野新聞
2015年12月19日

 お歳暮や年始の贈答用に使われるシンビジウムの出荷が最盛期を迎えている。宇都宮市下欠町の「姿川らん園」では18日、出荷作業に大忙しだ。

 同園は約30アールのビニールハウスでグリーン色の「ミラクル・センチュリー・レジェンド」やピンク色のリップが愛らしい「ピンク・ペルペチュエル」など約20種類、6千鉢を栽培。従業員たちは無駄な葉を除いたり、花を包装するなどの作業に追われている。県内をはじめ、東北などへ来年1月末まで出荷される。

 同園代表の宇賀神晃美(うがじんてるみ)さん(56)は「夜の気温を10度前後に保ち、2、3日での水やりなど適切な管理をすると、3カ月ほど花は楽しめる」と話している。繁忙期はクリスマスごろまで続く。

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