静かな境内彩る キバナアキギリ 塩谷・岩戸別神社で見頃

下野新聞
2021年9月30日

 【塩谷】船生の岩戸別(いわとわけ)神社の境内で、シソ科の多年草「キバナアキギリ」の花が見頃を迎えている。

 キバナアキギリは高さ20~40センチで、夏から秋にかけ黄色の小さな花を咲かせる。同神社の和気達郎(わきたつろう)宮司(71)によると、現在は日当たりが良い場所が見頃。今後、日陰などでも見頃となり、来週くらいまで楽しめそうという。

 29日は、蜂の羽音が時折聞こえるだけの静けさの中、3センチほどのかれんな花が参拝者らを楽しませていた。和気宮司は「遊歩道沿いに多く咲いているので、散策しながら季節の山野草を楽しんでほしい」と話している。

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